PS3とPS4

YOLDになっていた初代60GBのPS3はあきらめ、CECH-3000Bに変更しました。
さらに、PS4を購入。なんだか、古いゲームよりも新しいゲームが山になってきている気も・・・。
ドラゴンクエストヒーローズも買っちゃったし。
DIABLOIIIもPS4に移動させちゃってるし。(これが目的だったし)

PS4はPSVitaと共に使えば、かなり便利なものです。
寝室でもリモートコントロールで持ち込めるので、寝ながらDIABLOIIIができるし。
正直言えば、これでPS3が動けば一番なんですけどね。

PS3は、PS2が動かないのがやはり難点。
山ほどあるPS2のソフトどうしようと、まじめに悩んでいます。
お察しください的な部分はあるけれど、エースコンバットZeroがね・・・これだけ動けばいいんだけど。
パッチ入れてもダメなところがあるし。
本体をどっかで買ってこようか悩み中ですが、HDMIしかなくなったモニターにどうやって映すかも考えなければいけないので、これまた悩み中。

PS3 YLOD

大事に使ってきた初期型60GBのPS3がとうとうYLODを発症いたしました。
何の前触れもなかったかといえばそんなこともなく、発熱していなくても落ちるようになり、こりゃやばいかな?って感じがあったのです。

とりあえず、一般的に知られているドライヤーでの対処などもやってみましたが、結局直らずDiablo3のディスクが出せないため、解体してしまいました。
どちらにしてもサービスは終わってますので、ステッカーはがしたところで意味はないわけで。

さて、PS3をどうするかで迷っています。
PS2互換を考えれば初期型20GBか60GBしか選択することができません。
YLOD対策済みのリストアPS3も考慮したいところですが、それでも経年劣化からは逃れられないのは事実ですから、考えちゃうわけです。
でも、乗せ換えていた500GBのHDDも余っているので、3000番台のPS3でも手に入れて乗せ換えてしまうのも一つの方法でしょう。互換はなくなりますが、PS2を中古で買ってもたかが知れてますし。

でもよく考えると、Diablo3をするためにPS3を買うのであれば、PC版でもいいじゃないかという気もします。
速度も速いし、解像度も高いわけで、メインPCならサクサクだし・・・。
はぁーこまったところなのです。

アタリショック

レトロゲームが好きな人なら、一度は聞いたことがある言葉でしょう。
FCが発売される前に、アメリカ市場を席巻していたATARIが崩壊した現象を指します。
その後、アメリカ市場はNESによって再建されることになりますが、質の低いものを乱発することによってメーカーの信頼だけではなく市場まで壊してしまうことになったのです。
これは市場原理という面からも、大変注目されることの一つになっています。

ATARIは当時敵なしだったことは間違いありません。
しかし、あまりに市場が成長し、そこに様々な会社がソフト販売として参入することとなったのです。
当然、何の知識もなく参入するのですから、粗雑なゲームが大量にあふれるようになり、市場で食い合いを始めました。
カニバリズムともいえますが、巨大だと思った市場を煩雑なもので食い荒らし、結果的にユーザーが離れてしまうことにつながるのです。
もちろん、大量に投入されたソフトは過剰供給となり、叩き売ろうとしても売れなくなってしまいます。
それも、1982年のクリスマスに直撃し、不良在庫となってしまったことで、1/6にまで価格を下げても売れなくなってしまったのです。

この時には、ゲームメーカーの倒産も相次いでしまい、返品もできなくなってしまっていました。
その結果、市場は完全に崩壊し、低品質なゲームをくそげーなどと呼ぶ風潮も出来上がったのです。

この時に発売されていたソフトの一つにE.T.がありました。
あまりに低品質で、アタリショックの代名詞とも呼ばれ、ほとんど売れることのなかった在庫は穴に埋められて処分されたとも言われているのです。
こんなことは都市伝説だといわれていたのですが、2014年4月にニューメキシコ州のごみ処理場で発見され、数百個発掘されています。
それぐらい、どうにもすることができなかったことが見て取れる事象なのです。

私はやったことはありませんが、当時はもうPCに触り始めていたころで、アメリカで大騒ぎになっているという話だけは後から知りました。
ATARIは持っていませんでしたし、周囲でも誰も使っていなかったので、その程度だったわけですが、廉価なPCの存在もアタリショックの背景の一つだったのは間違いないでしょう。
ですが、その結果、多くのクリエイターを生み出すことにもなりましたし、PCの浸透も早まったことは間違いありません。
こういったことが起きないように、現在ではメーカーの審査を受けて販売されているようになったともいえるでしょう。
それも、自由な市場を阻害しているといえば間違いでもありませんが、市場を守ることはユーザーの利権を守ることでもあるのですから、無視することもできないことなのです。

フォートレスとスターコマンド

いろいろとゲームがある中、どうしても探しているのが、フォートレスとスターコマンドです。
スターコマンドはMSX版なら何とか手に入るだろうと甘く考えていましたが、それでも見つからず今に至っています。
ハードコアなSFのRPGとして、とても好きだったのですが、若すぎたのかほかのゲームがよかったのか、あまりやりこまずに山の中に押し込めてしまったのが思い出です。

スターコマンドとは対照的に、やってもやっても進めなかったのが、フォートレスでした。
正確にどこが発売していたかも定かではないのですが、3DRPGとして入口あたりから進むことができなかったのです。
SFもので、ロボットを操作し、相手を撃破しながら進むはずなのですが、1体目で大体つまずき、どうしても進むことができずにあきらめてしまった思い出しかありません。
今だったら、何とかクリアする方法を考えるのに、本当にそう思うのです。

いろんなゲームをやってきたわけですが、ここまで後悔の強いゲームは、この2本だけでしょう。
いつか手に入り、また遊ぶことができたらいいなと思いますが、可能性的にはかなり低いでしょうね。
まーレトロゲームとは、こんなもんだともいえますけど。

Wizardry 5 Heart of the Maelstrom

Wizardryの第5弾にして、一気にボリュームが増したのが、このHeart of the Maelstromです。
非常に評価が高いとされている1作で、これ以降のWizardryとはある意味で線引きされるものだといってもいいでしょう。
ですが、実際には5作目以降がデイヴィット・W・ブラッドリー が開発を行っていったものであり、6も7も同じ考えの中にいたりするわけです。
あとでこういったことは知ったのですが、私は5が好きじゃありません。
その理由は、緊迫感の欠如でしょう。
マップも正方形の中に納まらなくなり、オートセーブも選択式になりました。
この時点で、自由度が高まった反面、それまでの一歩歩く恐怖が消失し、必要のない世界が出来上がったといってもいいはずなのです。
しかし、6作以降と比べて、1作目のイメージを引き継いでいるため、高い評価を受けたりもするのでしょう。
私のとっても、すでにドラクエと変わらんじゃんというのが感想だったのです。(まー中身は違いますが)
いろいろ親切になるのはいいんですが、親切だから面白いというわけじゃないんですよ。
不便だからこそ、その中に面白さを見つけ出そうとした時代で、何でもかんでもできればいいという現代のゲームの過渡期だったともいえるかもしれません。

文句をつける最大の理由は、私の持っていたのはFM-Towns版で、グラフィックが末弥純ではなく、幡池裕行だったということだったかもしれません。
正直、今やってみると面白いのだろうという気はします。
SNES版もPCE版ももっていますので、やることはできるのですが、なぜか手が出ません。
だったら、6と7をもう一度と思ってしまうのは、私は間違いなくHeart of the Maelstromが嫌いなんでしょうね。