モロッコ国家憲兵隊GIGRのNOMAD
レインボーシックスシージの中でも最新のオペレーターになるのがNOMADです。
日本語読みとしてノーマッドになるのかノマドになるのかというところでしょう。
私としては蚊取り器ではないのだからノマドでいいと思っています。
世界の特殊部隊の中でもエリートと呼ばれる部隊のひとつで、モロッコ国家憲兵隊GIGRのメンバーです。
各国に国家憲兵隊があったりしますが、あまり知られていない舞台といっても過言ではありません。
しかし、エリートぞろいの舞台であるのは、どの国でも変わりません。
モロッコがジブラルタル海峡に接していることでも、テロに対する備えが厳重なのは容易に想像がつくところでしょう。
過去を紐解けば、列強国に国を分断され、分割統治された過去を持っているのですから、さまざまな面で迫害されてきた歴史も持っています。
テロということでも、かなり敏感な国なのですから、GIGRが治安維持にどれだけの能力を持っているのか想像できるはずです。
典型的なアタッカー
ノマドですが、足2アーマー2の典型的なアタッカーです。
エアージャブランチャーという特殊装備を持っているところが大きな特徴になるでしょう。
銃に取り付けて切り替えて使用するタイプで、センサー式のガジェットを打ち出します。
設置してからセンサーが反応し、範囲内に入った敵を吹き飛ばすという特殊性がポイントです。
ただし、ダメージはゼロで、吹き飛ばされると一定時間硬直するのが特徴になっています。
吹き飛ばされる距離は意外と大きく、視界が吹っ飛ぶほどです。
起爆までには1.5秒のラグがあり、すぐには飛びません。
この衝撃は味方にも及ぶことから、十分に注意が必要になるでしょう。
ですが、そんな近距離でやり合うのかといえばかなり疑問で、一番危険なのは自分だったりします。
大きな特徴のあるガジェットですが、ミラ窓の後ろも反応するところが重要になるでしょう。
これまで手出しが難しかったミラ窓対策としてピックする価値が出てきました。
もうひとつ、ディフューザーの周りに設置することによって、解除の妨害もできます。
その吹き飛ばしに合わせて待っているという方法も取れるでしょう。
吹き飛ばされて硬直する以上、その時間は解除の時間をロスすることになります。
わずかと思うかもしれませんが、かなり貴重な時間となってくるのは確かです。
有効だけど問題点もあるエアージャブランチャー
武装も優秀なのがGIGRの特徴ですが、ACOGがつけられるAK-74Mアサルトライフルがメインになるでしょう。
装弾数40発はかなりの魅力です。
ダメージに関して言えばARX200のほうが上ですが、弾数20発はかなりきついものがあります。
その分、ACOGがついている.44Mag Semi-Autoというこれはなしじゃない?というサブウエポンがあるため、カバーはできるはずです。
ガジェットはスタングレネードとブリーチングチャージを持っていけます。
メンバーによって変わりますが、中距離をメインとしやすい以上、スタングレネードとの相性はいいでしょう。
エアージャブランチャーを打つときには、必ず音が出ます。
これをかき消すことができるのですから、大きな意味があるはずです。
ランクマッチなどの高レベルになればなるほど意味が出てくる能力になります。
突入口を作り、エアージャブランチャーでガンガンサポートしていくというのもあるため、そんな時はブリーチングチャージが向いているでしょう。
パーティーのバランスにもよるため、うまく使っていかなければいけないところです。
クラッシュ対策としても有効なノマドのエアージャブランチャーですが、欠点があります。
アンチといっていいのかというレベルですが、イェーガーのADSがあれば消されるため、確認して撃たなければいけません。
さらに、黄色のガイドレーザーが出てしまうため、自分の存在をばらすことになります。
ミラ窓に対して使う場合、かまえている間にC4を投げられるなんてことも出てくるはずです。
スモーク入れてもらって隠すといったことも必要になってきますが、コンビネーションが取れないときには、強行突破するといった覚悟もいるでしょう。
ちなみにクレイモア代わりに使うこともできますし、裏どりの確認のために設置するといった方法も有効です。
ちなみに、オペレーション発表当日に、このガイドレーザーを見つけて倒したことがあります。
それほどはっきりと認識できるため、使うときには覚悟を持って利用しなければいけません。
使い勝手は広いですが、それだけセンスも必要で、連携もしなければいけないのがノマドの特徴になるでしょう。
ランクマッチでピックするかどうかは私にはわかりませんが、それでもミラ窓とクラッシュ対策として面白いオペレーターになるのは間違いありません。