PCで遊んでいると出てくるMOD
PCを含め、いろいろなゲームをしているとMODという言葉にあたります。
MODってなによ?っていまさら聞けないこともあるでしょう。
実は大切なことで、ゲームを豊かに変えることができる方法です。
チートとは異なり、なにも後ろめたいものではありません。
改造データという日本語訳になりますが、ゲームをModifyするためのものになるからです。
もちろん、使い方によっては、チートと同じような使い方もできますが、それも自分で選択して導入するところが大切になってきます。
MODってなにさ
MODって何をするのかといえば、グラフィックエンジンや物理エンジンはそのまま使いながらも、シナリオやグラフィックを大幅に変えていくことができます。
有名なところでは、ベセスダの販売しているフォールアウトやスカイリムでしょう。
ここまで変えられるのかというほどの変更ができ、スカイリムに至っては、まったく別のキャラクターなのではないかというほどの美化もできます。
元々は、ゲームエンジンを使って多くのMODが誕生しました。
これがインターネットの普及によって、大きく羽ばたいていったのです。
DOOMやQuakeで活発に作られるようになり、専門サイトも多数出来上がりました。
あまりに素晴らしく、まったく別のゲームなのではないかといえるものまであったのです。
現在ではベセスダのようにMODを前提としたゲームもあります。
特にSteamではダウンロードできるスペースを作るなど、積極的に参加するようになりました。
有名なところでは、ハーフライフを元にできあがったのが、eSportsとしても有名なカウンターストライクです。
PCだけのものに見えて、実はPS4でも使えるものが出てきました。
フォールアウト4やスカイリムですが、登録することで利用でき、ゲーム自体を大幅に変更したといっていいでしょう。
MODとチートは違う
ここで問題になってくるのは、チートとの違いは何かというところです。
不正行為を意味するチートは、Modifyとは異なる意味を持ちます。
難易度を下げたりすることが目的でおこなうものですが、MODはデータやプログラム全体を指すことが基本で難易度は全く関係ありません。
ややこしい関係ですが、公式がMODを出すことはあっても、ゲーム性を崩す難易度に関わるチートは出さないでしょう。
MODを導入するのは簡単ではないこともあります。
それもSteamのワークショップの登場で、劇的に簡易になったのは確かです。
入れてみると驚くほど変わるものもありますし、レースで公式に存在しない車をプラスするようなものもあります。
楽しみを広げ、ゲームの寿命も眺めてくれるのですから、楽しみのひとつとして導入を考えてみてはいかがでしょうか。
ただし、中には驚くほど手間がかかり難しいものもあります。
動かなくなるようなこともあるため、導入はあくまでも自己責任で行うのが、MODの基本です。