ペルソナ2罪

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ペルソナシリーズ2作目で、PSのPSP移植版。
シナリオ性に優れており、女神転生が基本的に大きな舞台なのに対して、狭い空間が舞台で確かに面白い。
夢とは何か、それは現実なのか虚空なのか、その先にあるものは手にとることができるのか。
蝶の夢のようにひらひらと舞い、飛んでいってしまうような儚いものなのか。
そんな感覚を受けるシナリオに、さらに現実としての人間の持つ二面性や残酷性を垣間見る。
この辺りは、さすがの出来といっていいほど。

その反面で、戦闘と会話は複雑で時間がかかる。
ほとんどが会話に取られたりするなど、ゲーム自体の時間よりもこちらが手間といったときさえあるのものの、これがペルソナだといえば、否定もできない。
それでも、どこか引き込まれてしまうのが、このペルソナ2罪なんだろうと思う。

結果として、戦闘のコツは合体魔法なのであり、そこからどうやって突然変異を引き出すのか、これが重要。
合体魔法を使いつつ、属性をどうやってつくのか、強属性や耐性を持つものに対応できるのかが戦闘のポイントでしょう。
これは終盤まで変わらず、レベルがいくらあろうとも、どんな悪魔を使おうとも、ここが間違うと倒せない。

この後、罰をやろうかと悩んだものの、あまりに時間がかかったのでまたいつか。
もっとライトなゲームをしたいというのもあったし。
寝る前だけやっていたので、あまりシナリオが重いと寝れなくなるので。

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