あきらめずに最後までテンパイした結果の役
麻雀では最後の瞬間まであきらめずにいると、思わぬボーナスがやってくることがあります。
河底撈魚もそのひとつで、麻雀の大事な役です。
その局で捨てられた最後の牌であることが条件でロンするとつく役が河底撈魚で、ボーナスあつかいともいえます。
条件はほかにありません。
山に残る最後の牌をツモり、切られた牌で上がれると河底撈魚です。
文字が違いますが、海底も最後の牌を示していることから、実は両方とも海底と呼ばれたりもします。
区別する理由が薄いためですが、単純に混同した結果です。
それでも一般的に通じるようになりました。
海底自摸と同様にカンはできない状態です。
ロンはできますが、鳴くだけに使うことはできません。
直前のリーチもできないといった条件の中で生まれてきます。
海底自摸と同様に嶺上開花との同居もできません。
いろいろなローカル役も作られてきましたが、最後まで気を抜いてはいけない役のひとつです。
油断したことで上がられることが多く、最後に自分がテンパイもしていないのにうかつに切ったことが役にプラスされてしまいます。
最終局面で読み違えるという状況自体が問題です。
捨て牌の動きも読まなければいけませんし、最後役がなくてもテンパイさせているケースもあります。
そのときでも河底撈魚で役が成立してしまうことになるでしょう。
どちらの立場にしても、最後まであきらめないことが、麻雀での最終的な勝ちにつながるポイントなのは間違いありません。