Rebel Inc Escalation ~反逆の株式会社~

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異色のRebel Inc

さまざまなゲームが発売される中、これはかなり異色なのがRebel Incです。
ちょっとびっくりの内容ですが、簡潔で面白いゲームに仕上がっています。
ただし、テーマはかなり異質で、紛争後の復興を目指す国家に再建企業がどう立ち向かうかという内容です。

戦後復興という難しいテーマに取り組む

戦後復興は、かなり難しいテーマです。
うまくいかずに内戦状態に逆戻りした国家の数は、古今東西を問わず山ほどありました。
日本で言えば、戦後処理がうまくいかずに一揆に発展するといったのも同じ内容です。
この処理を請け負う会社を自分で操作し、平和な状態を作り上げていきます。

PMCという組織があります。
private military companyの略で、民間軍事会社という意味を持つ言葉です。
戦闘するのはもちろんですが、洋平組織として軍事教練なども受け持っていきます。
この企業のひとつと思うとわかりやすくなりますが、日本から見るとかなり異質でしょう。
戦争を商売としている企業となるからです。
ですが、世界には多数のPMCがあり、平和維持活動にも尽力しています。
その反面でブラックウォーターUSAの民間人虐殺事件といったこともありました。
実は日本でも展開している場合があります。
そんな企業のようなところを運営していきますが、きれいごとではすみません。
政治家の汚職や急激なインフレなどを警戒しつつ、反対勢力と戦っていかなければいけない世界です。

軍事力も行使しつつ、現地の軍隊を鍛え直したり、国連軍を派遣してもらったりしながら対応していきます。
要請に応じて基地を作りますし、インフラ整備などもしなければいけません。
やることは山積みでも、目標は平和のためです。
毎月尽力しながら、平和というか満足できる地域を拡大していきます。

いろいろと彩る主人公たち

Rebel Incが変わっている部分は、取り上げたテーマだけではありません。
主人公となる人物は、いろいろな属性を選択できます。
一般人の公務員から始まり、銀行あがりなどもいますし、軍の将官や密輸業者まで現れる始末です。
これらの主人公にプラスしてアドバイザーを選びます。
各属性を変化させる存在で、支援レベルをあげたり、軍事訓練の速度が上がったりするため大事な選択です。
こうした組み合わせをして、ゲームを進めていきます。
ゲームをしているときには忙しくて気がつきませんが、こうした選択が後跡響いてきます・・・。

ゲーム自体は1プレイ30分程度です。
難易度が上がると泥沼化するという展開もあるため時間がかかりますが、それでもさほど長くはありません。
ちなみにRebel Inc~反逆の株式会社~はスマホ版です。
基本としては同様のソフトですが、出来たらPC版が良いのではないかなと思います。
アップデートとかの質も違いますしね。

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